
-たち めいつねつぐ-
画像は尼崎市HPより引用。
鑑定区分
時代
刀剣種別
銘
重要文化財
鎌倉時代
太刀
恒次
刀工
主な来歴
刃長
反り
青江恒次
日蓮→身延山久遠寺→現本興寺
83.7㎝
3.9㎝
鎌倉時代初期に後鳥羽天皇の御番鍛冶であった、備中(現在の岡山県)の刀工である青江恒次によって作刀された太刀。
日蓮上人が甲州身延山へ入山したとき、護身用として信者から贈られ、これに数珠を掛けて杖としていたことから「数珠丸」とも呼ばれている。
昭和25年(1950年)8月29日に重要文化財に指定された。
『数珠丸恒次』は童子切安綱・三日月宗近・鬼丸国綱・大典太光世とともに天下五剣とされている。
天下五剣とは、数多く存在する日本刀の中でも最高傑作と呼ぶのにふさわしいとされる5振りのことを指している。
過去の所有者として名が挙がるのは日蓮宗開祖・日蓮のみであり、武勇で名を馳せた人物とのエピソードは特に確認されていない。
また、日蓮没後、身延山久遠寺に遺品として保管されていたが、享保年間(1716~1736年)に寺から姿を消し、約200年にわたり行方不明となっていた。大正9年に宮内省の刀剣御用係が競売にかけられた華族の所蔵品の中にたまたま発見、流出を防ぐために購入し現在に至る。