
-たち うすみどり-
画像は大覚寺様よりお借りしています。
鑑定区分
時代
刀剣種別
銘
重要文化財
鎌倉時代
太刀
□忠
刀工
主な来歴
刃長
反り
不明(近忠?)
源氏→源義経→五郎時致
→源頼朝→現大覚寺
87.6㎝
3.7cm
平安時代に源満仲によって天下守護のために作刀されたと伝わる太刀で、『髭切』と共に源氏に代々伝わる重宝。
しかしながら、当刀剣は鎌倉時代の作とされており、実際の真偽は不明である。
昭和25年(1950年)8月29日に重要文化財に指定された。
名前が何度も変わっており、試し切りを行った際に罪人の膝まで切り落としたという逸話から、「膝丸」の名も持つ。
源頼光が病状で臥せっていた際、襲ってきた者を膝丸で切り付けたところ、それが巨大な山蜘蛛だったため「蜘蛛切」、他にもこの太刀が夜な夜な蛇が鳴くような声を上げるため「吼丸」、春の緑の山に例えて「薄緑」とも呼ばれている。
薄緑の銘は「□忠」であり一文字目が判別不能だが、刀剣の特徴から古備前派の作風であるため、長船派・光忠の父、近忠と考えられている。しかし近忠には在銘の作例が現存しておらず、作風等の比較検討ができないため、決定力に欠ける。