
-たち めいなみのひらゆきやす-
鑑定区分
時代
刀剣種別
銘
重要文化財
鎌倉時代
太刀
波平行安
刀工
主な来歴
刃長
反り
波平行安
薩摩樺山家→現京都国立博物館
72.5㎝
2.3㎝
薩摩国の波平(現在の鹿児島市南郊)にて鎌倉~江戸時代まで代々同名を名乗り活躍した刀工の作。
この太刀は初期の行平の数少ない作例であり、「笹貫」と号して古くから地元薩摩に伝来した名刀。
昭和47年(1972年)5月30日に重要文化財に指定された。
妻に鍛冶場を覗かないよう言い付けてたが、気になって見に来た妻に怒った行平は近くの竹やぶに仕上げ間近の刀を放り投げてしまう。
その竹藪からは夜な夜な不思議な光が放たれるようになり、付近の村人が確認しに行ったところ、逆さになった刀の鋒に無数の笹の葉が突き刺さっていたという逸話から「笹貫」という号がつけられた。
そののち、妖刀ではないかと不気味がられ海に捨てられたが、再び同じように海中から光を放ったことから、今度は樺山家の者が拾い上げ、島津家に献上。
しかし島津家でも怪異が続いたことから樺山家に返され、以降も同家に伝わったという。